【第0期参加】組織開発に必要な視力やセンスを鍛える。

菊地 謙太郎 氏
東京海上日動火災保険株式会社 人事企画部 組織開発・マネジメント担当

東京海上日動火災保険株式会社 人事企画部にて、組織開発・マネジメント、新入社員対応、新卒採用に従事。組織開発担当として、普段から様々なプログラムを積極的に受講されています。また、弊社とも一緒にプログラムを開発しながら、会社の組織開発を一手に担っていらっしゃいます。

組織進化の過程を体験できた、貴重な時間。

組織開発担当として、日常的に頭は働かせている方だと思いますが、そういう意味では自分のスキルアップにつながったと感じています。参加前は「会社として何か、手を打っていかなければ」と鼻息も荒めでした。きっとみなさんも、それぞれに何かしらのミッションを背負っているでしょうから、お分かりいただけると思います。

第1回目は、なかなか言葉にしづらい世界でした。2回目から「会社に報告をするのが難しい」と開き直るようになって、モチベーションが上がっていきましたね。3回目からはロールプレイもあり、自分の心がえぐられる感覚とも向き合いました。詰められるわけではないのですが、自分の痛みや普段はフタをしている内面の部分を突きつけられて、ドーンと暗くなる時期もありました(笑)。そこも含めて、組織進化の過程をすべて体感できました。

日々見ている世界が変わっていった。

組織開発は、日々いろいろなアンテナをたて、それぞれのシーンを汲み取って、自分からキャッチしに行かなければならないと思っています。それでも見逃してしまっていたり、自分自身で気づかないようにフタをしている部分もあるのが現実です。この講座を受けてみて、そうした「自分からは見えていない世界」について、徹底的に考えられるようになりました。

自分が見えていない世界、あるいは自分が見えている世界は「こうだ」と言語化していく中で、日々見ている世界が変わっていったんです。「あの人の発言は、実はこういう意味もあるな」と気がつけるようになると、会社が進める施策そのものが変わっていく可能性につながっていきます。

すぐに使えるスキルや施策の打ち方を学べるわけではありません。しかし、組織開発に必要な視力とセンスを鍛えられる、他にはないプログラムだと思いました。

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