【第0期参加】組織開発の‘理屈や歴史’と、‘現場’のギャップを埋める

新倉 昭彦氏
株式会社電通 キャリア・デザイン局(当時)
ニューホライズンコレクティブ合同会社

電通内の人事局組織開発部を経て、キャリア・デザイン局で採用や人財育成をご担当されていた新倉さん。現場は独立・起業され、「ニューホライズンコレクティブ」にて新しい人生に邁進されています。講座の開催期間が、ちょうどキャリアチェンジのプロセスと重なっていたのも印象的でした。

この分野の先駆者、実践者とともに学び、仲間に

私は電通では数年前に人事部門から組織開発部に異動で入りました。様々な勉強会でに参加している中で、組織開発で先駆者の天野さんや小向さんに色々話を聞いていて、その人達が参加するなら僕も参加しないと出遅れると思って参加しました。実際、マニアックにこの分野を真剣に学ぶ皆さんとは連帯感あり、仲間が生まれた感覚があります。

絵空事ではない、ドロドロしたところのファシリテーションを実践する機会

これまで色々勉強する中で課題に思っていたのは、理屈も歴史も分かるけれけれども、現場では使えてなんぼだと思いまして。理屈や歴史を知っているのと現場で役に立つのは大きくギャップがありその間を埋めるのがファシリテーションだと考えていました。

現場のドロドロの中に入っていって自分がどう振る舞うか、自分をどう見るかを体験しないとダメだなと。なかなか自分の場所とか、他の企業の中に入ってやるのは企業人には出来ないので、モヤモヤした気持ち悪い感じの中にどっぷり入り実践からファシリテーションを身をつけるには、この場しかないかなと思いました。

実際に、非常に面白いケーススタディやロールプレイがあり、リアルに鬼の上司が出てきたり、ホットな瞬間が出てきて、そこをどう凌ぐかを橋本さんが解説してくれたり、実にプラクティカルな場でした。また、橋本さんの話の中から、相当ドロドロしたことがあってそのリアルな絵空事ではない話もあるんだなというのが沢山聞けるのも貴重でした。

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